着付け教室　いちごの花 | 日記 | 目指すはお客様のおっしゃる通りの「オーダー着つけ」。

最近の私のテーマ。
着つけ（他装）の基本っていうものがあります。

それがどうにか出来るようになったかなーと思っておりますと
今度は「それを自在に変化させることが出来るか？」って問題に突入。

例えばの話。
衣紋の抜き加減に襟の幅。

胸紐と伊達締め、腰紐の高さと締め加減。

おはしょりの長さ指定に、帯の高さ、締め加減（上線・下線別）に
前太鼓の柄の位置、お太鼓の大きさ、たれの長さとバランス。

おはしょりの始末の美しさ、脇のたるみをとりつつ
腕は動かしやすいか？

これらの全てをお客様にお聞きしながらオーダー通りに着つけできるか。

毎日のように誰かに着物を着せてもらっているかたのチェックポイントや
「感覚」って本当に敏感、そして繊細。

年が明けると、成人式の前にはもう一つのヤマ場があります。
一年前と同じじゃない自分でありたいし、またそうでなければ意味がない。

何回も練習して何人にもお着せする。
自分を追いつめているようで実は「開放」になっているこの行為。

「好きこそものの上手なれ」　←うーん！もっと「上手」になりたい！！


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